2006年8月11日(金曜)
えいがの かんそうぶん。



きょう ぼくは、つきへびのおじさんといっしょに、

「ようかいだいせんそう」をみました。


えいがは、とってもおもしろかったです。

だけど、つきへびおじさんが、へんなことばかりいうので、

ぼくは、とても、こまってしまいました。



たとえば、しゅじんこうのおとこのこは、ぼくと おなじくらいのこで、

どろだらけになりながら、いっしょうけんめいに がんばっていて、

えらいなあと かんしんしていたら、

おじさんは、

「おんなのこを、しゅじんこうにしたほうが、ぜったいにいい」

といいます。


ぼくが、「おんなのこだと、どろだらけになると、いやがるからだめだよ」

というと、おじさんは、「ブルマーになれば だいじょうぶ」といいます。

でもぼくは、ブルマーのことは しりません。

そういうと、おじさんは、「かわいそうに」と ぼくにいいました。

なんでブルマーをしらないと、かわいそうなのか わかりません。



それから、しゅじんこうが、いけにおちて おぼれそうになって、

ようかいの おねえさんに、たすけられたときも、

ぼくが、おぼれなくてよかったなあと、おもっていると、

おじさんは、「ふとももを さわるてが、えろくていい」といいます。

どうして そうおもうのか、ぼくにはぜんぜんわかりません。



それから ろくろくびがでてきて、

のびたくびが、しゅじんこうを おいまわすところでも、

「あのくびに、ぐるぐるまきつかれて、ぐねぐねされたら、きもちいい」

といいます。


ぼくには、くびがのびて、おいかけてくるだけでも こわいのに、

なんで きもちいいのか、ぜんぜんわかりません。

そういうと、おじさんは、

「おんなのひとの、しろくてほそいくびは、

 とてもやわらかくて きれいで、みていると、

 おちんちんを こすりつけたくなってくる。

 だけど、それいじょうのことはできないから、

 くびがのびれば、いろんなことができて、きもちいい」


といいました。


でも、おちんちんで、くびをこすると、なんできもちいいのか、

ぼくには、わかりません。



それから、しゅじんこうと ようかいたちが、

ひこうきのつばさにつかまって、とうきょうにいくときも、

ぼくが、「こんなこと、ぜったいにできないよね」というと、

おじさんは、「いや、えすえふだましいがあれば、できる」

と、へんなことをいいます。


ぼくが、「ぜったいに むりだよ」というと、

「なにごとも、なりきりと、おもいこみだ」といいます。

おじさんは、ほんとうに、おかしなことばかり いいます。



さいごに、わるものが、わるいおねえさんを、ころしてしまいました。

ぼくが、これからわるものは、もっとつよくなって、

しゅじんこうは、そとにいる、たくさんの ようかいたちの、

ちからを あつめて、もっと けんをつよくして、

わるものを やっつけるんだな、と、たのしみにしていると、

わるものは、いっしょにおちた、あずきとばくはつして、

えいがは、おわってしまいました。


ぼくが、「なんであずきは、ばくはつしたの」と、おじさんにきくと、

おじさんは、

「あずきには、たくさん えいようがあるから、

 いっぱいたべないと、わるいさいぼうが、からだのなかで、

 ふえちゃって、たいへんなことになるから、

 すききらいをしては、いけないんだよ。

 このえいがは、そういう たいせつなことを、おしえてくれてるんだよ」


といいました。


ぼくは、こころのなかで、

「これだから、おとなは いやだ」と おもいました。



それから、おじさんが、わるいおねえさんのことを、

「ゆうばり、ゆうばり」と、いっていました。

ぼくが、なんのことかきくと、

おじさんは、

「あの おねえさんはね、さいごのしんわ、なんだよ」

と いいました。


ぼくには、なんのことなのか、ぜんぜんわかりません。

せんせい、おしえてください。



日記 なび
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