2008年3月21日(金曜) |
2008年、宇宙はコンニャクの夢を見るのか? |
今ごろになって上の日付が、
2007年のまま!
だったことに気が付いた月蛇ん!です、こんばんは。
・・・・・・・・・・・・あとで今年になってからの日記、全部直さんとな。
ま、それはともかく、
先日、19日に、
SF作家のアーサー・C・クラーク氏がお亡くなりになりました。
この名前、
1970年代後半から80年代前半のSFブームを知ってる者には、
特別大きな響きがあるのですが、
それはなんといっても、
SF映画史にひときわ大きな名前を刻んでいる名作、
『2001年宇宙の旅』
の原作者でもあるからでして。
原作者といっても、
この映画の直接の原作は、なんてったっけな???
クラーク氏が書いた、なんとかいう短編小説で、
あの映画自体は、
スタンリー・キューブリック監督の創造した部分が大きいらしく、
いま、『2001年宇宙の旅』として売られている本は、
映画のあとで、クラーク氏がノベライズされたものだと聞いています。
あ、こういうときこそ、「Wikipedia」だな。
・・・・・・・・・でも、ね〜〜〜〜、
ここで「ウイキ」を開くと、
オイラがこれから書こうと思っていることが、
ぜんぶ書いてあるんじゃないか???
・・・・・・・・・・・とか思えて、けっこう恐いんだよなあ・・・・・・・・・・
ま、いっか。
『2001年宇宙の旅』(Wikipedia)
『スタンリー・キューブリック』(Wikipedia)
『アーサー・C・クラーク』(Wikipedia)
・・・・・・・・・・たったいま、読んでまいりましたw
いやあ〜〜〜〜〜〜、
あっはっは〜〜〜〜〜♪
・・・・・・・・・・・上で書いたことが、
あっさり否定されちゃってるでやんの!
えっと、ですね。
まず、映画『2001年宇宙の旅』は、
クラーク氏の短編小説 『前哨』 を原案としていると。
んで、以下「Wikipedia」より引用しますが、
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>キューブリックとクラークがアイデアを出し合い、
>まずはクラークが「小説」としてアイデアをまとめあげ、
>その後キューブリックが脚本を執筆している。
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なので、クラーク氏の小説版『2001年宇宙の旅』は、
ノベライズではなく、同時進行して執筆されたものだそうです。
へえ〜〜〜〜〜〜〜♪
ただ、映画と小説とでは、
解釈、つか雰囲気が、ずいぶん違うんですよね♪
んで、オイラは、
映画版のほうが深いところに訴えてくるように思えて、
好きなんですが、
それについても、興味深いことが書いてあるので、
以下、「Wikipedia」より引用!
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>HAL9000の反乱の原因や、ラストの展開も、
>小説版は論理的に説明づけられているのに対し、
>映画版は謎めいた展開となっている。
>これは当初、映画冒頭に科学者らが人類の進化など
>作中の話題に関して語るインタビュー映像が予定され、
>また全編にわたってストーリーを解説する
>ナレーションを入れる予定であったものが、
>過剰な説明が映画からマジックを奪うことを恐れたキューブリックが、
>インタビューもナレーションもすべて削除してしまったため、
>何の説明もない映像が映画全編にわたり
>続くことになったからである。
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>またアーサーは続編『2010年』の映画化に際して
>キューブリック抜きを条件にした。
>映画の仕上がりにアーサーは満足したという。
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いやいやいや、
これは面白い話でございます♪
続編の映画化作品である 『2010年』 は、
わりと素直にエンターティーメントしてたので、
これはこれで好きな作品なんですが、
やはり別物!という感想を持ったものです。
が、それはさておき、
やはりこれを読むと、映画版『2001年宇宙の旅』は、
スタンリー・キューブリックの解釈が強く打ち出された作品だったのは、
間違いないようです。
いやしかし、解説を入れる予定だったとは!
結果として、この映画は、
溢れんばかりのマジックに満ちたものになったのだから、
大正解!だわなあ♪
あと、当時よく言われたことに、
ストローで飲み物を飲むときに、
ストローの中の液体が容器の中へ戻ってしまうのは、
科学的には明らかにおかしいけれど、
それは撮影技術の限界で、仕方がなかったんだろうなあw
・・・・・・・・・・というものがありましたが、
これについても、そうとも限らない!とありますね♪
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>★飲みかけの飲料がストローを下ってコップに戻っている
>無重量状態では起こりえないと考えがちであるが、
>ストローの液体面が上昇するのは気圧差によるものであり、
>それがなくなれば液体は表面積を小さく保とうとし、
>この現象は起こりうるとされている。
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うわあ〜〜〜〜〜〜、
そ〜〜〜だったんだ〜〜〜〜〜〜〜!
・・・・・・・・・・・・・・・・いかん!
オイラがこの記事のなかで、
ひけらかそうとしていた知識 が、
次々と、ひっくり返されていく!
・・・・・・・・・・・・・・・ウイキペディア・・・・・・・・・・・・・・恐ろしい子・・・・・・・・・・・・・・
ま、それはさておき、
ひとつだけ、ひけらかせる知識 があったので、
えらそ〜〜〜〜 に書いときます♪
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>撮影に使用されたディスカバリー号の最大の模型は、
>質感をだす等のために十数mの相当大きなものであった。
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・・・・・・・・・・・・とありますが、
これ、具体的な数字は、16m20cm です!
・・・・・・・・マジ、でかっっ!
出典元は、
むかしバンダイが出版した 『シネフェックス』 という、
映画の特撮を、豊富な写真と証言とで解説した本の日本版で、
その4冊目が、
『2001年宇宙の旅』の特撮も手がけていた、
ダグラス・トランブル氏の特集なんですよ。
んで、そのなかにこの数字も出てきますw
・・・・・・・・・・ああ、よかった!
このまま、ウイキの引用だけで終わったら、
ど〜〜しよ〜〜〜か?と・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・いや、べつにそんでもかまわないんだけどね♪
・・・・・・・・・・・えと、
なんだか当初の予定と、だいぶ違う内容になってしまいました♪
んん〜〜〜〜〜、どうしよ???
けっこう長い文章になってるしなあ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・いやね、
・・・・・・・・・・オイラ、
『2001年宇宙の旅』の最初の上映を、
リアルタイムで見てるんですよ!
・・・・・・・・・・・・すべての元凶はこちら!
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>日本の文部科学省が「特選」に指定している、
>唯一のSF映画としても知られている。
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この、文部科学省が「特選」に指定ってのがミソでして、
これに加えて、『2001年宇宙の旅』という、
いかにも教育番組っぽいタイトルにオフクロがだまされて、
当時、小学2年生の、
『ウルトラマン』にどっぷりハマったガキンチョのオイラを連れて、
名古屋は白川公園にあった、
当時、東洋一でかいスクリーンを謳い文句にしていた、
「中日シネラマ会館」
・・・・・・・・・・・へと繰り出したですなあ、これが♪
・・・・・・・・・・・・・・・いやもう、
SFからは、思いっきり遠く離れたところにいるオフクロが、
あの映画を、どんな顔して見てたのか、
タイムマシンがあれば、見に行きたいものですが、
後年、聞いてみたところ、
訳がわかんなくて、ぼ〜〜ぜんとしてるうちに終わった、
・・・・・・・・・・・そうです♪
なんでも、見てるのが すごく苦痛だった らしい。
・・・・・・・・・・・・・さもありなん♪
しかしながら、オフクロ、ぐっじょぶ!だったわけで、
このときオイラは、訳わからんながらも、
子供心に強烈な印象を焼きつけて帰ってきたのでしたw
とにかく、よく覚えてるんですよ、このときのことは!
一緒に見に行った友人のこと、
どこの映画館だったかも覚えていたし、
映画の断片的なシーンもしっかりと記憶していて、
『2001年宇宙の旅』というタイトルともども、
自分にとって、特別ななにかとして、
大人になるまで、ずっと大事に抱えていたわけです。
そのときに買ったパンフレットは、だから宝物で、
その後、何度も何度も引っ張り出しては見てたんですが、
あの映画を、
ただのワケわかんね〜〜〜〜映画としか認知してなかったオフクロは、
まさか自分の息子が、そんなに夢中になってるとは夢にも思わず、
オイラが小学5年のときに、
処分しやがったんだよなあ〜〜〜〜〜〜〜
あ〜〜〜〜〜もったいない!
あのときのことは今だに覚えてるんだけど、
いつもあるはずの場所にパンフレットがなくて、
何度も何度も、小学校を卒業するときまで、
あきらめきれずに探してたんだよな〜〜〜〜〜〜
まあ、それだけに、
1978年に、同じ「中日シネラマ会館」で、
リバイバル上映したのを見に行ったときの感動は大きかったわけで!
見終えたあと、しばし放心状態になって立てなかったこと。
いま自分が見たものはなんだったのか、じっくり考えたくて、
映画館から自宅まで、2時間近く歩いて帰ったことなどを、
懐かしく思い出すオイラなんですよ♪
・・・・・・・・・・・・・そんなこんなで、
なんだかアーサー・C・クラーク氏の話題からは、
思いっきり離れてしまいましたが、
『幼年期の終り』は大好きでした♪
謹んでご冥福を お祈りいたします。
・・・・・・・・・・・・それでは、
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