前回日記
2006年9月13日(水曜)
読書感想文ってのも、難しいもんだなあ!



きのう 書いた、

『ぼっけえ、きょうてえ』についてのクソ駄文を 読み返してみて、


しみじみと、自分には文才が無いことを 再確認!








・・・・・・・・・・・なんだろう、あれっ!?






感想文って、どう書けば 面白いのかな?




ストーリーを書いちゃ、まずいだろ!?


と 思って、物語の説明は避けたんだけど、



やっぱし、ある程度のことは 書かんと、

面白い面白い!書いても、なんも 伝わらんのだなあ!




や、わかりきったことですが、

これが やっぱし、自分で書いてみないと、

わからないものなんで・・・・・・・・・









・・・・・・・・・・う〜〜〜〜むぅ〜〜、






恐るべし!読書感想文!

















・・・・・・・・・・・・・・・まあでも、




書評を ウリにしてるサイトじゃないし、






       ・・・・・・・・・・・いっか!





















・・・・・・・・・・・・・・・・・居直り、早やっ!













・・・・・・・・・・・というわけで、





・・・・・・・・・・・・・続き、行きます!














『MONSTERS 1970』(中央公論新社)



せっかくだから、「Amazon」 へのリンクも付けときます。





これは、尾之上浩司さんが 監修された、

書き下ろしの ホラー・アンソロジーで、


1970年代を キーワードに、

タイトル通り、モンスター・ネタの短編を 集めたものです。




ただ、1970年代というのは、

あくまで 雰囲気、あるいは ネタ!であって、

必ずしも、1970年代を舞台にしているわけでは ありません。




で、オイラは、尾之上浩司さんについて知らなかったんですが、

カバーについてるプロフィールによると、

メディア評論家翻訳化アンソロジスト と、ありますね。




この人の書かれた 序文が、じつに 特撮好きの心をくすぐるもので、

まあ、それもあって、読みたかった本なのですよ。





んで、参加されてる作家陣が、

これまた、オイラの心をくすぐる面子なわけです。





井上雅彦さん、田中啓文さん、

友成純一さん、菊池秀行さん









・・・・・・・・・・ではまず、


井上雅彦さんの書かれた、



『デモン・ウォーズ』から行ってみよう!






ぶっちゃけ、これ、『エクソシスト』パロディです!










・・・・・・・・・・・・・・こまった、



これ以上は、何を書いても ネタバレになる!




ようは、『エクソシスト』を、どう料理しているか?なんですが、


はっきり言って、バカ受け!でした!





『エクソシスト』で、これを やるんかい!?








・・・・・・・・・・・ああでも、これ以上は 書けない!









・・・・・・・・・・・・・めがっさ、おもしろかった! とだけ・・・・・・・・・













『糞尿の村』 by田中啓文




うわあ、すごいタイトルだなあ・・・・・・・・・



また、タイトルに 偽りなし!なところも スゴイ!




はい、糞尿にまみれた、

けっこう ちゃんとした、伝奇ホラーです。




「古事記」に材を取り、ピラミッド説も取り込んで、


エロあり、グロあり、糞尿あり・・・・・・・・・・




まあ、ラストに少々不満もあるのですが、


楽しめたので、まる!











『魔物の沼』 by友成純一




新興住宅地の一角に、金網で囲まれた、昔ながらの森があり、

そこは、「入らずの沼」と呼ばれていた・・・・・・・・・・




・・・・・・・・・・・という、


まさしく 70年代B級ホラーを、思い出させる 1篇です。




楽しめたことは 間違いないんですが、

オイラの 友成純一さんに対する期待が、大きすぎたのかなあ?




・・・・・・・・・・・ちょっち、がっかりでした。








・・・・・・・・・・いや、面白かったんだけどね。





なんつ〜〜のか、その〜〜〜〜〜、





この人には、もっと 徹底的に、


暴れてほしかった!


















・・・・・・・・・・・で、オオトリは、




『甘い告白』 by菊地秀行




これを読んで、オイラの 菊地秀行は、


ハネ上がりましたね!




まさに、奇想!







70年代的キーワードは、

主人公が 「コルチャック」と、あだ名されてるところなんですが・・・・・・・




どう書きゃいいんだ、これ!?






とにかく、シリーズにして欲しいぞ!と、思ったくらい、



・・・・・・・・・・面白かったです。





エロあり、笑いあり!



・・・・・・・・んで、エロあり、笑いあり!




・・・・・・・・・・・
と、盛りだくさん!(笑






しかも、さりげなく、


この本のなかでは、たぶん 一番ハデな、


大惨事 も、起きてるし・・・・・・・・・







・・・・・・・・・・・・よく考えるな、こんなネタ!



・・・・・・・・・と、ひさしぶりに感心してしまいましたよ!











・・・・・・・・・・・・・というわけで、


全体的に、楽しめた 1冊でしたが、



肝心の、「モンスター」という括りで読むと、


ちょっと、期待してたものとは、違うな〜〜〜〜〜!







つか、「モンスター」らしい「モンスター」・・・・・・・・・・















・・・・・・・・・・・・・ま、でも、




おもしろかったから、良し!
















・・・・・・・・・・・・・・・・・それでは、




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