| 2008年８月７日（木曜） |
| それでも いいのだ！ |
オイラ、むか〜〜し バイト先で、
「赤塚不二夫に似ている」
と言われたことがあるんですよ。
なんでも、
「鼻の下の長いところ」
が同じだそうで、
「よりにもよって、赤塚不二夫かい！？」
と、ブーーたれたもんですが、
その後、若いころの赤塚さんが、
意外や、美青年だったと知って、
悪い気はしなかったものです。
思えば、
オイラがマンガで感動した最初の作品は、
『おそ松くん』 の中の、
「チビ太の金庫破り」 という話で、
まあ、いま思えば、
どれほどのこともない、ツッコミどころ満載の人情噺なんだけど、
繰り返し読みふけってたものです。
トト子ちゃんが可愛くってね〜〜〜〜〜♪
少しあとで、
『ひみつのアッコちゃん』 の原作者が赤塚さんだったと知って、
トト子ちゃんとアッコちゃんのデザインが同じだと気付いたときには、
大発見したような気分になったものですよ♪
その後は 『もーれつア太郎』 にハマって、
よく読んでました。
アニメ版の主題歌（もちろん一作目の方）は、
よく風呂につかりながら、気持ちよく唸ってたものです。
けど、それを通行人に聞かれて、
いや、思いっきり唸ってたんだから聞こえて当たり前なんだけど、
「うまいね〜〜〜〜」 と言ってるのが聞こえて、
まあ、誉められたんだから、
素直に喜べばいいだけの話なんだけど、
人に聞かれていたことが、むしょうに恥ずかしくて、
それ以後、二度と風呂場で歌わなくなってしまったのだから、
ガキンチョのオイラ、
小心にもほどがあるぞ！と、
いまなら言いたい！
ま、それはさておき、
当時はスラップスティックよりも、
人情噺の方が気に入っていたんだな。
あんまり 『天才バカボン』 はピンとこなくて、
連載開始当初は読んでたけど、
すぐに読まなくなってしまった。
これは年齢的なものもあったと思う。
この頃には、永井豪先生の、
より刺激的な作品群に興味が移りはじめていて、
一見、バカバカしいことをやってるだけに見えた『天才バカボン』には、
あまり魅力を感じなかったわけです。
まあ、当時のガキンチョだった頃のオイラが、
「これでいいのだ」
に込められた想いの深さに、気が付くはずもないわけで。
そんなこんなで、
オイラの赤塚マンガ体験は、
以後、終息に向かっていったわけです。
でも、
ニャロメとか、ケムンパスとか、ベシとか、ココロのボスなんかは、
よく落書きしたよ。
いまでも資料なしで書ける自信がある。
・・・・・・・・・・・大人になってからかな。
ギャグであること、それ自体がテーマであり、
そのことが、本当は、
本当に大事なことだとわかったのは。
この発見は、
オイラの人生の発見史の中でも、
なにより重要なものだったと、
いまでもそう思う。
んで、
すでに見た人も多いと思うけど、
タモリさんが弔辞を読んでる映像がＵＰされてたので、リンク。
『タモリ 赤塚不二夫さんへ 弔辞』
（「youtube」動画 ６分21秒）
文章に起こされたものもＵＰされてるので、そちらも。
（弔辞の全文が読むことができます）
「これでいいのだ」のくだりには、
震えました。
ご冥福をお祈りいたします。
・・・・・・・・・・・・蛇足
さっき、『おそ松くん』の「wikipedia」を読んでみたら、
上に書いた「チビ太の金庫破り」について、かなり言及されていて、
『よみがえった改心』とかいう、
オー・ヘンリーの小説が元ネタであったと書いてあります。
・・・・・・・・・・・・・知らんかった。
ついでに、
トト子ちゃんとアッコちゃんが似ていることについても、
書かれていますね♪
以下、「wikipedia」の『おそ松くん』の「トト子」の項より引用。
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『ひみつのアッコちゃん』の主人公加賀美アツコに酷似。
同一視されている。
最新版には自ら「ひみつのアッコちゃん」と偽って
無銭飲食を企てたが失敗に終わるエピソードがある。
1989年に発行されたコミック本のあとがきで、
似ていることを指摘された赤塚自身が
「そんなわけないだろ」などと逆ギレ気味に反論している。
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・・・・・・・・・・トト子ちゃんが無銭飲食〜〜〜〜〜www
・・・・・・・・・・・・・読んでみてえ〜〜〜〜〜〜〜♪♪
・・・・・・・・・・・それでは、
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