前回日記
2008年10月8日(水曜)
たまには 科学なハナシ





今朝、天気予報を確認したくてニュースをつけたら、


ちょうど、ノーベル物理学賞を取った

益川敏英さんの生中継インタビューをしていて、


ついつい、見てしまいました。




んで、これがなかなか味わい深いものがあったんですが、




これ、学者さんなんかによく見られる気がするんだけど、



話の内容を、とにかく正確に伝えようとするあまり、

軽い話題なのに冗長になってしまって、


なんせ時間制限のある生中継だったので、

スタジオ側から誘導が入ったりとか、



同時受賞南部陽一郎さんの話を振られて、

思わず言葉につまって涙ぐんでしまったりとか、




とにかく この人の誠実な人柄がよく伝わる、

よいインタビューでした。




オイラ、誠実ゆえに口下手な人って大好きです。





それはさておき、

このインタビューの最後のほうで、



たしか、若い人へのメッセージを聞かれたんだったかな?

よく覚えてないけどそんな流れで、


益川さん、こんな言葉を言いました。




『高眼手低』





オイラだったら『睾丸手淫』って言うところだけど、


それはさておき・・・・・・・・・・





「批評家みたいに高い目線で見ていても云々・・・・・・・と、

いちおう元ネタのことも触れたうえで、



「目は高く理想を見て、

手は低いところに置いて地道に動かしてほしい」




と、その意味するところを説明、

ああ、いい言葉があるんだなあ〜〜〜〜と、

感銘した次第。




んでま、時間もないのにネットの辞書で検索。


ところが『高眼手低』なんて言葉が出てこないんですよ!



んでんで、

時間がないっっつ〜〜〜〜に、ムキになって調べてみると、




『眼高手低』




が本来の言葉であるらしいことが判明。


以下、引用っす♪



-----------------------------------------------------


目は肥えているが、実際の技能や能力は低いこと。


知識はあり、あれこれ批評するが、

実際にはそれをこなす能力がないこと。


また、理想は高いものの実力が伴わないこと。


-----------------------------------------------------





知識もないのに、あれこれ批判するオイラはなんと呼べば・・・・・・・・・




ま、いいや♪




ともあれ、元ネタの『眼高手低』の、


「目線だけは高いけど、肝心の手は低い」


という、いわば皮肉で使ってる言葉を、



『高眼手低』と言い換えることで、


「高いところに目線をやりながらも、手は低いところで地道に動かす」


と換骨奪取してしまうところに、

またまた感心してしまったわけです。




もしかすると、素で間違えてただけかもしれんけど、

それはそれ♪





それはさておき、

今回の3人の受賞劇、


いずれも、なんで今ごろ???


・・・・・・・・・って思うような古い論文だったりするんだけど、



これはあれですか?



やっぱ、『CERN』「LHCプロジェクト」が、

ヒステリックな反対運動にあってたことへの、

ひとつの宣伝と考えていいのかな???



『宇宙誕生の謎を探るCERNのLHCプロジェクトがいよいよ始動』



『米国でLHCの運用禁止を求める訴訟、
 ブラックホール生成実験は安全性が確認されていない』





これも、なにをいまさらってニュースだけど、



当時オイラ、某マンガ家の日記と、

argo.さん『まゆ伝BBS』に紹介した上記記事を読むまで、

そんな騒ぎがあったなんて知らんかったので、




いかに大型の粒子加速器とはいえ、

粒子同士の衝突実験でブラックホールが出来るってニュースに笑い、



そのブラックホールに地球が飲まれるってヨタに、

笑い転げてしまったわけですよ♪




んでも、こんな映像が流れていたんだそうで、



『The CERN black hole』(ニコニコ動画版)



『The CERN black hole』(youtube 版)




どちらも同じ映像ですが、

どうせ見るならニコ動のほうが、

コメントにツッコミが入ってて笑えます♪



ダイエーのロゴに吹いた〜〜〜〜〜www




つか、これ作った人、

本気でこうなるって思ってるんだろうか?




ネタとして作ってたんなら、GJ!だけどね。





まあ、この騒ぎについては広報室さんの、


「ブラックホールは質量のある 天体 ですから♪」


というツッコミがナイスでしたが♪




ほんと、地球を飲み込めるほどの重力源となる質量は、

どこから調達するのかと小一時間www




ただ、「LHCプロジェクトでブラックホール生成」という話は、

まんざら馬鹿げた話でもなかったらしく、



なんでも「膜宇宙論」なんてえものがあるんだそうで、



これについては下のサイトの説明が、

オイラのような素人にはわかりやすいです♪



『BBC製作の「あなたの知らない宇宙」という番組を見てのメモ』




なんか、思いっきり伝奇SFにしか聞こえないところが笑えますが、


これ、大マジメに検証されているらしく、



どこのサイトだったのか思い出せない、つか、

さっきから探してるのに、

もう一度辿り着けなくて困ってるんですが、




どっかの科学サイトで、

この「膜宇宙論」について解説してたんだけど、


あんまり難しかったんでスルーしてしまい・・・・・・・・・




とにかく そこのサイトによると、



この「膜宇宙論」が正しければ

「ブラックホール」が出来る条件が低くなって、



文字通り素粒子レベルブラックホールが、


ポコポコ生成されちゃう!


って話になるんだそうです。




で、逆に言えば、

「LHC」でもしブラックホールが観測されれば、

この「膜宇宙論」の正しさが証明されるんだそうで、




本来の目的の「ヒッグス粒子」探しのついでに、

こちらにも色目を使ってるって話らしい♪




『地球上で極小型のブラックホール生成の可能性』(ウイキペディア)






ついでに「ヒッグス粒子」についてのリンク!


興味のある方は各自どうぞ♪



『ヒッグス粒子』(ウイキペディア)



『ヒッグス粒子は存在するのか?』



『質量はなぜあるのか』




こいつの存在が証明されれば、

宇宙に関するいろいろ謎なあれこれがハッキリするそうで、

めでたいです。




せっかくだから上記『ヒッグス粒子は存在するのか?』から引用!



-----------------------------------------------------


標準理論ではビッグバン直後にすべての素粒子は

何の抵抗を受けることなく真空中を自由に運動できた。


つまりすべての全ての素粒子に質量が無かった。


ところが10のー13乗秒後に真空の相転移が起こり

真空がヒッグス粒子で満たされた。


相転移

これはちょうど水蒸気が冷えて液化して水になったのに例えられる。


つまり宇宙は冷却とともにヒッグス粒子で満たされた。


我々の今の宇宙はヒッグス粒子で満たされている(ヒッグス場と言う)。


クォークやレプトンはヒッグス粒子と反応して

ブレーキがかかりつまり質量を持った。


------------------------------------------------------




・・・・・・・・・ということだそうです♪





んでんで、


おまけのついでに、かなり古いニュースだけど、

こんなのもあるので、リンクリンクwww




『ワープドライブ:新たなアプローチ』を米物理学者が発表



ブラックホールを利用した宇宙旅行、空想から科学へ?



物理学者が語る「タイムトラベルの理論的可能性」



「ブラックホールは存在しない」とする新論文



宇宙そのものが巨大なブラックホール? 暗黒エネルギーを説明する
新説




ロックバンド『クイーン』のメイ氏、天体物理学の博士論文を出版





とくに上からふたつ目の、


「ブラックホール」に押しつぶされることなく、

「ワームホール」をくぐれるかもしれない???



・・・・・・・・・って話は、



夢物語としてもワクワクしますよ♪






科学ってつまるところ、


検証され、証明されたファンタジーなんだよなあ(トオイメ











・・・・・・・・・・・・・・・・・つか、クイーン???












・・・・・・・・・そうそう、


文中の引用分は、

例によって基本うろ覚えなので正確ではないです。



あしからず♪















・・・・・・・・・・それでは、





前回日記
日記 なび
TOP へ戻る