◇ Re: 呉炳学画伯の少女裸像 投稿者：月蛇ん！ 引用する

検索してみましたが、呉炳学さんについての記述は見つかりましたが、
「少女の裸像」は見つかりませんでした。

ただ、近年高い評価を受けていて、各地で個展を開かれているようですし、
画集も出版されているようですから、図書館などを探されたほうが早いかもしれません。

でも興味深い方ですね。
記録映画まで作られているようで・・・・・・・

＞『呉炳学さんの作品と人物の映画』上映

＞在日コリアンの画家呉炳学さんの作品と人物を描いた映画が
＞先週20日東京芸術劇場で上映されました。
＞呉炳学さんは画壇の第一線で活躍中の在日コリアン画家で、
＞白を基調にした独特の作風で国際的にも高い評価を得ています。
＞この映画はそんな呉炳学さんの作品に表れる宇宙感や人物像の迫る作品です。
＞タイトルは「原色に白を求める画家～呉炳学の宇宙」。
＞45分の短編作品で東アジアの祭りや芸能など記録映像で定評ある前田憲二監督がメガホンを取りました。
＞上映会ではまず前田監督と呉炳学さんが挨拶を行い映画制作のエピソードを語りました。
＞この映画はビデオ、ＤＶＤでも販売しています。

以上、「ＫＮＴＶコリアン・ニュース」より引用
　　　　　　　　　　↓
http://www.kntv.co.jp/knet/knet_news/2005/ik_news050522.php" target="_blank">http://www.kntv.co.jp/knet/knet_news/2005/ik_news050522.php

このページ（↓）には裸婦ではないものの作品の画像がありますね♪

「統一日報」～『絵画～呉炳学画伯ソウルで個展、夢叶う』
　　　　　　　　　　　↓
http://www.onekoreanews.net/past/2006/200609/news-bunka03_060913.cfm" target="_blank">http://www.onekoreanews.net/past/2006/200609/news-bunka03_060913.cfm

あ、こういう絵はけっこう好きかも♪

あと、このページ（↓）にもレビューが載っています。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/arakuni/tanka.htm" target="_blank">http://www008.upp.so-net.ne.jp/arakuni/tanka.htm

＞[呉炳学展（京都都メッセ美術工芸ギャラリー）]

＞彼は朝鮮・平壌出身で中学卒業と同時に東京美術学校へ進学し、
＞４８年に中退後６０数年を在日として孤高のうちに画業を極めた。
＞日本の画会に所属したのかどうか知らないが、日本の公募展には１回も応募せず、
＞民団や朝鮮総連系の公募展にも応募していない。

＞ただ個展によって作品を世に問うてきた。

＞在日としての生活思想は知らないが、どうも南にも北にも与しない独自の、
＞最も苦難の道を歩んだかのように見える。

＞企業家や商売の世界ではあり得るだろうが、
＞画家としてこのような道を選択することは想像を超えたものがある。
＞しかし彼の作品をこうした観点から評価することはありえない。
＞彼の作品の芸術的評価しかあり得ない。

＞彼の作品は厚塗りの印象派的な作風だ。
＞題材は静物から裸体、民俗芸能の多種に渡るが、本格的なタッチには圧倒するものがあり、
＞白と青を基調とする色が気品に満ちて鮮やかだ。
＞特に朝鮮民族舞踏と静物は素晴らしい。

＞しかしどうしても彼の苦難の半生涯を読み込みたくなる誘惑に駆られる。
＞画集は２万円もするので手が出なかったが、パンフを入手した。

（中略）

＞画家は齢８４歳に達して頭髪は白く薄く、鶴のように痩せて背が高い。
＞自分の作品が世の評価を受けるのは、おそらく４０～５０歳代以降だろう。
＞芸術家への道の峻厳さを実感した１日だ。(2007/6/25 15:00)

（以上、上記サイトより引用）

「ただ個展によって作品を世に問うてきた」！！！

・・・・・・・・いいですねえ、こういう人！！

このサイト（↓）には陶磁器の絵が掲載されてます♪

『特定非営利活動法人　三千里鐵道』
　　　　　　　　↓
http://www.sanzenri.gr.jp/etc/seoul-koten.html" target="_blank">http://www.sanzenri.gr.jp/etc/seoul-koten.html

この絵はかなり好きですね♪

ああでも、少女の裸婦像は見つかりませんでした（謝

・・・・・・・・それでは、

（管理人注 : この書き込みは 2009年02月26日に投稿されたものです）

2009/03/26(Thu) 22:53 [ No.797 ]

◇ Re: 呉炳学画伯の少女裸像 投稿者：有仁引用する

資料を捜すのは「名人」ですから、捜してみましょう。
画像を見つけたら貼れますか？

（管理人注 : この書き込みは 2009年02月26日に投稿されたものです）

2009/03/26(Thu) 22:53 [ No.798 ]

◇ Re: 呉炳学画伯の少女裸像 投稿者：月蛇ん！ 引用する

申し訳ない！
この掲示板には画像は貼れないんですよ。
文章を書き込むだけの機能しかないやつなので・・・・・・・（謝

・・・・・・・それでは、

（管理人注 : この書き込みは 2009年02月26日に投稿されたものです）

2009/03/26(Thu) 22:54 [ No.799 ]

◇ Re: 呉炳学画伯の少女裸像 投稿者：有仁引用する

吉田千鶴子『近代東アジア美術留学生の研究―東京美術学校留学生史料― 』（ゆまに書房）という本が出ました。
呉炳学画伯についても書いてありますが、例の画像はありません。

（管理人注 : この書き込みは 2009年03月06日に投稿されたものです）

2009/03/26(Thu) 22:54 [ No.800 ]

◇ Re: 呉炳学画伯の少女裸像 投稿者：月蛇ん！ 引用する

・・・・・・・・この本ですね♪

『近代東アジア美術留学生の研究 ―東京美術学校留学生史料― 』
[著］吉田千鶴子　東京芸術大学美術学部教育資料編纂室
　　　　　　　　　↓
http://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843330616" target="_blank">http://www.yumani.co.jp/np/isbn/9784843330616

ややもすればヒステリックに語られがちな近代史におけるアジアの人材交流を、
この本のように、事実を基にして客観的に検証するというのは、大変有意義な仕事です。

とはいえ、オイラが手にすることは一生なさそうだ（笑

以下、上記『ゆまに書房』ＨＰより引用します。

＞【本書の特色】

＞●昭和戦前期に東京美術学校（現、東京芸術大学）へ留学し美術教育を受けた、
＞中国をはじめとするアジア諸地域からの留学生について、
＞同大学所蔵資料を基にした、著者の長年にわたる調査研究の集大成。

＞●東京芸術大学附属図書館および美術館が所蔵する、
＞卒業制作（自画像）などの関連図版約二一〇点をモノクロで収録。

（引用終わり）

＞呉炳学画伯についても書いてありますが、例の画像はありません。

とりあえず東京芸大附属の美術館には、呉炳学さんの描かれた少女画は
所蔵されていないってことですね？

けっこう気になりはじめていたので、ちと残念www

・・・・・・それでは、

（管理人注 : この書き込みは 2009年03月07日に投稿されたものです）

2009/03/26(Thu) 22:55 [ No.801 ]

◇ Re: 呉炳学画伯の少女裸像 投稿者：有仁引用する

『呉炳学画集　限定版』（２００１年、呉炳学画集刊行委員会）を近くの図書館で見ましたが、少女裸像は載っていませんでした。展覧会の図録にあるのかもしれません。
ある女性の美術史家の書いたものに、「呉炳学画伯の少女裸像は最高」と出ていたのですが、何を見たのでしょうか。
この美術史家は画伯にインタビューもしているようです。

（管理人注 : この書き込みは 2009年03月16日に投稿されたものです）

2009/03/26(Thu) 22:56 [ No.802 ]

◇ Re: 呉炳学画伯の少女裸像 投稿者：月蛇ん！ 引用する

◎有仁さん

まずはじめに、
掲示板を閉鎖していたために、長いあいだレスも書かずに放置してしまい、
本当に申し訳ありませんでした（謝

>『呉炳学画集　限定版』（２００１年、呉炳学画集刊行委員会）を近くの図書館で見ましたが、
>少女裸像は載っていませんでした。

画集の現物を探し出したんですね！
その情熱に感服しますよ！

>ある女性の美術史家の書いたものに、「呉炳学画伯の少女裸像は最高」
>と出ていたのですが、何を見たのでしょうか。

なんだかミステリーの様相を呈してきましたね♪
「幻の少女裸像」とか「失われた少女裸像」なんてコピーを付けたくなります（笑

でもホントに気になりますね～～～～～！

またなにか進展がありましたら教えてください。
ありがとうございました！

それでは、

2009/05/20(Wed) 00:54:35 [ No.821 ]

◇ Re: 呉炳学画伯の少女裸像 投稿者：有仁引用する

最近、『植民地教育史研究年報　１１　植民地教科書と国定教科書』（皓星社、２００９年）という本が出まして、呉炳学氏の研究を続けている（らしい）李省展・佐藤由美両氏の「在日コリアン一世の学校体験――呉炳学氏の場合」というインタビュー記事が載っています。ところどころ省略して紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・
筆者は３度、呉炳学さんのご自宅・アトリエを訪問した。アトリエの壁面には少女の裸体、李朝の茶碗、朝鮮の仮面などの油絵が飾られている。白く透明感のある少女の裸体は、李朝の白磁の茶碗とも共通する部分があり、つい目が釘付けになってしまう。
・・・・・・・・・・・
美術界の習慣は知りませんが、画家はお気に入りの自作は公表せず自宅に置いておくのかな。図録等に掲載しないのでしょうか。なおも捜してみます。

2009/06/16(Tue) 10:04:07 [ No.859 ]

◇ Re: 呉炳学画伯の少女裸像 投稿者：月蛇ん！ 引用する

> 最近、『植民地教育史研究年報　１１　植民地教科書と国定教科書』（皓星社、２００９年）という本が出まして、

こういう専門書を探させたら、ホント、一流ですね！
「書籍探偵」みたいなサイトを開いたら、絶対おもしろいと思う。

> 白く透明感のある少女の裸体は、李朝の白磁の茶碗とも共通する部分があり、つい目が釘付けになってしまう。

オイラが基本的に「少女の肌」に求めている美しさは、「白磁」のような「美」です。
あの質感は、文字通り「目が釘付け」になってしまって離すことができません！

> 美術界の習慣は知りませんが、画家はお気に入りの自作は公表せず自宅に置いておくのかな。

これはホントに画家それぞれでしょうね。
また画家本人の意向とは別に、画廊との契約によっても違ってくるだろうし。

オイラの場合は、まあド３流のド外道底辺イラストですが、
それでも気に入ったヤツは自分の娘みたいな感覚があるので手放したくないですね♪

とかいいながら、実は一番気に入っている手描き時代のイラストは、
友人の娘の誕生日祝いに贈っていて、そのままその家の押し入れのコヤシになっているみたいです（笑

・・・・・・・・それでは、

2009/06/18(Thu) 01:26:41 [ No.862 ]

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